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2008年6月 3日 (火)

大艦巨砲主義

こんな事件があった。

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<公然わいせつ>警官が下半身露出…千葉県警が事情聴取 (02日 22:02)
千葉県警の20代の男性警官がコンビニエンスストアで下半身を露出したとして、県警が公然わいせつ容疑で任意で事情聴取していることが2日分かった。県警監察官室によると、警官は非番だった5月31日夕、同県多古町のコンビニの敷地内で、アルバイト店員の女子高校生(17)に下半身を露出して見せた疑い。
(毎日新聞)
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 胸が熱くなる事件だ。彼はきっと正義感に燃える警察官だったことだろう。凶悪な犯罪を追い、メル・ギブソンやブルース・ウィリスの様に、例え危機に瀕しようとも不死身の男でありたかったのではないか。いや、きっとそうに違いない。

しかし現実は厳しかった。厳しく地味だった。ニューナンブは38口径で5連発、銃身長はたったの51mmである。これで口径9mm、総弾数15、銃身長125mmのベレッタM92Fに勝てるか?メル・ギブソンに勝てるか?
答えは否。男として屈辱である。持ち物はおしなべてデカくなくては意味が無いのだ。

今後、昇進試験を受けたとしても、ヘリやスーパーZからショットガンをぶっ放せるわけではないだろう。定年まで勤めても、所詮は安浦さんなのだ。彼の絶望感は察するに余りある。

彼は毎晩磨いていたレイバンを、夢とともに海に投げ込んだ…銚子の潮風は彼にとって冷たかった。
ざっとそんなところなのだろう。

非番の日、彼はコンビニに買い物に行った。ふと彼の耳にこんな言葉が聞こえた。
『水谷豊チョーかっこよくね?』

何が彼をそうさせたのかは分からない。しかし彼の中でその時、確かに何かが音を立てて崩れていくのが聞こえた。

 (完)

…ってことはないだろうけどさ(笑)

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