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2008年1月11日 (金)

魚釣り

 さて、昨日書いたように今日は件の友人達と"なんかやる日"。( 前日記事参照 )
仕事を朝からやっつけて中抜けして出かける。

 釣堀太郎という、そのものズバリ釣堀へ来た4人。受付で竿と餌を手にすると、まるで子供のように嬉しそうだ。当然、この面子で再会出来た喜びもまた、その笑顔には含まれていただろう。

『よぅ!久しぶり〜最近どう?』、『お前老けたな〜(笑)』、『女出来たか?』

和気藹々とした、そんな会話など、あろうはずもなく、竿を奪い合うようにして俺達は各自ポイントに散っていた。武道家である。戦いは既に始まっているのだ。

 開始から5分、"剣道部ネガティブM田"がいきなり鯉を一本上げる。この男、棒の扱いと愚痴を言わせたら、仲間うちで敵う者はいない。さすが内弁慶は個人の戦いに強いところを見せる。

"最後まで秘密兵器M井"が『お〜…!』と声を上げ、"静かなる戦士ファーマーT田"が静かに微笑みを浮かべる。ただし目が笑っていなかったのを、俺は見逃さなかった。

 釣堀での釣りは実は奥が深い。針は"スレ針"と言って返しがついていないためだ。餌の食いつきに僅かに反応が遅れたり、掛かった後に緩めようものなら容易に魚から外れてしまう。要は技術と集中力が勝敗を分けるのだ。

その時、右横で気の炸裂を感じた。ファーマーT田である。
しなる釣竿!
跳ねとぶ鯉と水しぶき!
浮きの反応に呼応した、T田の上腕二頭筋が唸りを上げる!!(てほどでもないが)

明らかに強い引きだが、竿を雑に扱えばバレる……そんな心配をよそに強引にタモへ引き上げた鯉は40cm大もあった。

 各自の目の色が変わったのはこの時から。餌を練りながら竿を振る。2時間、ろくに会話も無く。江原啓之が側にいたら、どんなオーラが見えただろう。
店員は果たして気付いているだろうか?この4人が実は仲が良い事に。半年ぶりに会った直後という事に。
そして、男は戦いで語る生き物だという事に…。


結局、"ネガティブM田"はいつもの根性の無さを発揮し、最初の一本だけに終わる。
優勝は"ファーマーT田"の4本。かつて彼は牛と会話が出来るという伝説があったが、魚とも話せる事を自ら証明して見せた。
ついで、そつなくこなした俺の2本。

"最後まで秘密兵器M井"は、15年経った今回も期待を裏切ることなく、最後まで秘密兵器で終わった。0本。


こうして熱い戦いは幕を閉じた……かに見えた。

−つづく−

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コメント

男達の世界だねぇ…むふぅφ(ロ-ロ^)

投稿: 私よ私(o・∀・o) | 2008年1月12日 (土) 00時59分

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